Travel ·

【島根旅行記】サンライズ出雲乗車&観光モデルコース|出雲大社・松江城・のどぐろを名古屋から1日で堪能する旅

縁結びの聖地・出雲大社と国宝・松江城、そして島根が誇る高級魚のどぐろ——島根旅行の定番をぎゅっと1日に詰め込んだ旅をしてきました。名古屋から夜行バスで約7時間半、翌朝には松江に到着できるので、思っているよりずっとアクセスしやすいのが島根の魅力です。そして本旅では、一度は乗ってみたいと憧れ続けた寝台特急「サンライズ出雲」に乗車。この記事では、松江城の朝観光から出雲大社参拝・グルメ・サンライズ出雲乗車までの全行程・アクセス・かかった費用をまとめてご紹介します。

今回の日程紹介

今回の旅は「夜行バスで移動時間を節約して、島根を楽しみ憧れのサンライズ出雲に乗車する」こと。そしてそのまま横浜へ向かうというルートで、移動自体も旅の楽しみの一部になっている1泊2日の予定となっています。

名古屋から夜行バスで約7時間半、翌朝6時半頃には松江駅に到着できるので、宿泊費をかけずに朝から観光をスタートできるのが嬉しいポイントです。(夜行バスなので多少しんどいですが…笑)

スケジュール 場所
📅 1日目|島根観光
🌙夜行バスで名古屋を出発 名古屋駅
🏯松江城観光 → 特急やくもで出雲市へ 松江市
⛩️出雲そば → 稲佐の浜 → 出雲大社参拝 → 一畑電車 出雲市
🐟のどぐろディナー → サンライズ出雲で横浜へ 出雲市駅
📅 2日目|鎌倉・江の島・横浜観光
🌊横浜駅 → 江ノ電で江の島 → 江の島神社 江の島
🌸長谷寺 → 鎌倉大仏 鎌倉
⛩️鶴岡八幡宮 鎌倉
🍜吉村家(家系ラーメン) 横浜
🌧️横浜みなとみらい観光 横浜
🚌新宿バスターミナルから帰宅 新宿

1日目スタート

23:10〜 夜行バスで名古屋を出発

夜の名古屋

名古屋駅からJR中国バスの「出雲・松江・米子ドリーム名古屋号」に乗車しました。

JR夜行バス

名古屋〜松江間の夜行バスは1日1便しか運行していないので、旅を決めたら早めに予約しておくのがマストです。

料金はシーズンや席のグレードによって変わりますが、早割を使えば8,000円台から乗れることもあります(今回は8,300円でした)。

所要時間は約7時間半で、翌朝6時半頃には松江駅に到着。移動しながら寝られるので朝から観光をスタートできるのが夜行バス移動の最大のメリットです。(寝心地や快適度は個人差があるとは思いますが…(笑))


6:30〜 松江駅到着・松江城へ向かう

松江駅

朝6:30に予定通り松江駅に到着。

夜行バスを降りてそのまま松江城を目指します。松江駅から松江城までは歩いて15〜20分ほど。

宍道湖大橋からの宍道湖

松江城へ向かう最中には全国で7番目に大きい湖の「宍道湖」が望めます。宍道湖は夕景がものすごく綺麗で「日本夕陽百選」にも選ばれるほど!そんな宍道湖を眺めながら松江城へ向かいます。

松江城のお堀と桜

早朝という時間帯でも、お堀沿いの道を歩くだけで城下町の風情が伝わってきて、旅の始まりにぴったりの散歩でした。バスやタクシーを使う手もありますが、この道のりは歩いてこそ松江の雰囲気を楽しめるのでおすすめです。

松江神社の御朱印

松江城の開門は8:30~ということで到着するのが少し早かったので周辺観光。松江神社に行き、御朱印を頂きました。

ちなみにこちらの松江神社、松江城山二の丸にあり、「松江城が国宝になる決め手となった祈祷札が発見された神社」だそうです。


8:30〜 国宝・松江城を観光

国宝松江城

松江城は平成27年に国宝に再指定された歴史ある城郭で、慶長16年(1611年)に堀尾吉晴によって築城されました。四重五階天守は高さ30メートルで、黒塗り下見板張りの外壁に簡素な美しさが漂い、最上階の望楼からは市街と宍道湖を一望できます。実戦的な構造がそのまま残っており、歴史好きにはたまらない見どころが満載です。

松江城の天守閣からの景色

営業時間は4月〜9月が8:30〜18:30(受付は閉館30分前まで)、年中無休です。開館と同時に入場すれば観光客も少なく、天守をじっくりと独占できる贅沢な時間帯です。

入場料は大人800円(訪問時点。2026年7月より1,200円に改定予定なのでご注意ください)。


10:00〜 特急やくもで松江駅から出雲市駅へ移動

特急やくも

松江城をたっぷり観光したあとは、松江駅に戻って特急やくもで出雲市へ向かいます。松江〜出雲市間は特急で約30分とコンパクトな移動で、山陰の車窓を眺めながらのんびりしていたらあっという間に到着します。今回はJR西日本の「トク特チケットレス」というサービスを使い本来1,090円のところ500円で特急券が購入出来ました。(乗車料は別途590円)。このサービスは利用日の前日及び当日(時刻表記載の出発時刻2分前まで)に限りご予約いただけるそうです。この移動時間を利用して次の行程を確認したり、電車内でひと息つくのもおすすめです。


10:30〜 出雲市駅から一畑電車で出雲大社へ

出雲市駅

出雲市駅から一畑電車(ばたでん)に乗り、終点の出雲大社前駅で下車します。運賃は片道550円、所要時間は約30分ほどです。レトロでかわいらしい電車に揺られながら出雲大社へ向かう時間もすでに旅の一部。電車は1時間に1本程度の運行なので、乗り遅れると大きなタイムロスになります。事前に時刻を調べておくと安心です。

一畑電鉄の電車


11:00〜 出雲大社の参拝前に「砂屋」で出雲そばを堪能

出雲大社エリアに到着してまず向かったのが、勢溜(せいだまり)のすぐそばにある出雲そばの名店「砂屋」です。

参拝前にしっかり腹ごしらえをしておこうという作戦でしたが、これが大正解でした。

砂屋の出雲そば

神門通りに面した複合施設「出雲杵築屋」の2階にあるお店で、店内はテーブル席のみのモダンで落ち着いた空間です。「食べログ そば WEST 百名店 2025 選出店」の選出点でもあるこちらのお店。出雲そばといえば二八そばが多いなか、砂屋は出雲大社で唯一の十割そば専門店として知られています。十割ならではのコシと歯ごたえがあり、甘辛い出汁とよく絡む絶品の一皿でした。

おすすめメニューは「三味割子」と「十割そば」。営業時間は平日11:00〜15:00、週末・祝日10:30〜15:30で、そばが無くなり次第終了します。定休日は火曜日・第三月曜日で、予約は不可です。十割そばは1日10〜20食の数量限定なので、訪問する日が週末でも油断禁物。なるべく早めの時間に行くのがおすすめです!

砂屋のグルメ詳細は別記事で詳しくレポートしています!

【島根・出雲大社前】食べログそばWEST百名店「砂屋」の十割出雲そばが絶品!出雲大社参拝の際に絶対寄るべき名店
出雲市を訪れるなら、ぜひ食べたいのが「出雲そば」。出雲市大社町にある「砂屋」は、食べログそばWEST百名店2025に選出された、出雲大社周辺で唯一の十割そば専門...

PM12:00頃〜 稲佐の浜でお砂を採取

稲佐の浜

食事を終えたら、出雲大社本参拝の前に「稲佐の浜」へ向かいます。出雲大社から歩いて約15分ほどの海岸で、ここを先に訪れることに深い意味があります。

稲佐の浜は、旧暦10月10日に全国から集まった八百万の神々が最初に降り立つ場所とされています。その流れにならって、浜で少量の砂をいただく「お砂取り」をした後に出雲大社を参拝し、素鵞社(そがのやしろ)でその砂を納める「お砂の交換」という習わしが古くから伝わっています。

砂を採る際は、波が寄せてきたタイミングでさっとすくうのが良いとされています。砂を入れるための小さなビニール袋や容器を事前に準備しておくと便利です。

稲佐の浜の砂この習わしを知っているかどうかで、出雲大社参拝の体験がまったく別物になります。初めて出雲を訪れる方にはぜひ実践してほしい、一番おすすめの過ごし方です。

稲佐の浜の弁天島


PM13:00〜 出雲大社を参拝

出雲大社の鳥居

稲佐の浜から大切に砂を持ち帰り、いよいよ出雲大社へ。大鳥居をくぐって参道を歩くと、木々に包まれた神聖な雰囲気に自然と気持ちが引き締まります。

出雲大社の参拝では、まず拝殿とご本殿を参拝した後、境内の奥にある素鵞社(そがのやしろ)を訪れます。社殿の床縁下に稲佐の浜の砂を納め、代わりにそこに置かれている御砂をいただくという流れです。出雲大社の参拝作法は「二礼四拍手一礼」と、一般的な神社とは異なります。素鵞社の後ろに広がる八雲山の岩肌に触れることもでき、霊山のエネルギーを感じられる特別なスポットです。

出雲大社本殿


PM14:30〜 出雲大社周辺を散策

出雲大社前駅の駅舎

参拝を終えたら、神門通りをのんびり散策しました。参道沿いには出雲そばのお店やお土産屋さん、カフェなどが軒を連ねており、縁起物のグッズや地元の名産品をゆっくり見て回れます。4月は桜もまだ残っている時期で、神社と桜のコントラストが美しく、写真を撮り歩くだけでも楽しめます。お土産はここで一気に買ってしまうのがおすすめです。


PM15:00〜 一畑電車(出雲大社前駅)で出雲市駅へ

 

出雲大社前駅から一畑電車に乗って出雲市駅へ戻ります。「ばたでん」の愛称で親しまれるレトロでかわいらしい電車で、揺られながら車窓を眺める時間がとてもリラックスできました。乗車時間は約30分ほどで、その間に今日の観光を振り返りながら次のディナーへの期待を高めていました。


PM17:00〜 夕食:のどぐろ日本海(出雲市駅前店)でのどぐろを堪能

この旅島根県での夕食は、出雲市駅から徒歩1分という抜群の立地にある「のどぐろ日本海」へ。島根に来たら一度は食べてみたかった「のどぐろ」を専門店でいただける絶好の機会です。

のどぐろ日本海

のどぐろ日本海の詳細グルメレポートは別記事で!

のどぐろ専門店として、地元の日本海から仕入れる新鮮なのどぐろをリーズナブルに提供しているお店です。「全国ご当地どんぶり選手権」で二連覇をはたした「のどぐろ丼」はメディアでも話題の看板メニュー。もちろん焼いたのどぐろ日サイズを選んでお好みの調理法でオーダーできます。

のどぐろのお造り・塩焼き・煮付けをはじめ、島根の地酒との組み合わせも楽しめます。個室や座敷席もあり、ゆったりと食事できる雰囲気です。営業時間は16:30〜22:30(L.O.22:00)で不定休、平均予算は5,000〜5,999円ほどです。高級魚として知られるのどぐろを、産地価格でこれだけの品質で食べられるのは島根ならではの贅沢です。旅の締めくくりにふさわしい、大満足の一食でした。

【出雲】のどぐろ日本海 出雲市駅前店|名物のどぐろ丼1,200円!全国ご当地どんぶり選手権2連覇の専門店を実食レポート
のどぐろは、キロ単価が1万円を超えることも珍しくない高級魚です。産地から離れれば近所の鮮魚コーナーに並ぶことも少なく、旅先のメニューで見かけても、値段を確かめて...

PM18:50〜 憧れの寝台特急「サンライズ出雲」で横浜へ

サンライズ出雲

夕食を終えたら、いよいよこの旅のメインイベント。出雲市駅18:50発の寝台特急「サンライズ出雲」に乗車して横浜へ向かいます。サンライズ出雲は日本に残る数少ない定期寝台列車のひとつで、個室にベッドが備わっており、横になりながら旅を続けられる唯一無二の体験ができます。シングルやツインなど部屋タイプも選べるので、一人旅にも二人旅にも対応しています。

サンライズ出雲のシングル個室

夜の出雲市を出発し、山陽・東海道を走り抜けて翌朝に横浜に到着するルートは、夜行バスとはまた違った、上質な旅の余韻を味わえます。予約が非常に取りにくい人気列車なので、旅を決めたら即座に予約するのが鉄則です。ベッドに寝転びながら暗い車窓を眺めているうちに、気づいたら朝になっていました。


まとめ

松江城・稲佐の浜・出雲大社・出雲そば・のどぐろ・サンライズ出雲と、島根の見どころとグルメをぎゅっと詰め込んだ充実の1日でした。名古屋からの夜行バスを起点にすれば移動コストを抑えながら朝から全力で観光できますし、帰りをサンライズ出雲にすることで「移動すること自体が旅の思い出」になる、とても満足度の高いルートです。

出雲大社の参拝は、稲佐の浜でのお砂取りとセットで体験することで、神話の世界に少し近づけたような不思議な感覚がありました。ぜひビニール袋を一枚準備して、この流れを体験してみてください。

Part 2の横浜編はこちら→【内部リンク:横浜旅行記事】

島根グルメの詳細レポートはこちらもどうぞ!
・出雲そば「砂屋」→【内部リンク】
・のどぐろ「日本海」→【内部リンク】


今回の利用金額

カテゴリ 内容 金額
交通費 🚌 夜行バス(名古屋 → 松江)片道 8,300円
観光費 🏯 松江城 天守入場料 800円
交通費 🚃 特急やくも(松江 → 出雲市) 約1,500円
交通費 🚃 一畑電車(出雲市 → 出雲大社前) 550円
食費 🍜 砂屋(出雲そば) 1,640円
交通費 🚃 一畑電車(出雲大社前 → 出雲市) 550円
食費 🐟 のどぐろ日本海(夕食) 3,590円
交通費 🌙 サンライズ出雲(出雲市 → 横浜)寝台込み 約17,000〜20,000円
合計 約34,930〜37,930円

※サンライズ出雲の寝台料金は部屋グレードによって大きく変動します。シングル個室を選んだ場合の目安として参考にしてください。