岐阜城へ向かう前、JR岐阜駅近くで美味しいランチを探しているなら「千成寿司」さんは外せません。
地元の方に愛される落ち着いた雰囲気の中で、職人さんの技が光る新鮮なネタを堪能してきました。
その魅力を詳しくレポートします。
店舗情報・アクセス

昭和二十八年から続く「嘘のない商売」と歴史

海のない岐阜だからこそ、最高の食材が集まる
千成寿司の歴史は、昭和28年に産声を上げたことから始まります。
海に面していない岐阜県において、「本当においしい魚を届けたい」という情熱が70年以上にわたり受け継がれてきました。
日本の中心に位置する岐阜には、北陸や伊勢湾など全国各地からその時々の「最高」が集まります。その利点を活かした逆転の発想で、常に本物の味を提供し続けています。
店主が自ら市場へ足を運ぶ「仕入れ」のこだわり
毎朝のルーティンが生む圧倒的な鮮度 美味しさの根源は、店主の徹底したこだわりにあります。
毎朝欠かさず店主自らが市場へ足を運び、自分の目で見て納得したネタだけを厳選して仕入れる。
この「当たり前のことを愚直に続ける」という姿勢こそが、千成寿司が長年信頼されてきた理由です。
ネタを引き立てる「シャリ」への自信
まずは“シャリだけ”で食べてほしい、その理由
千成寿司が誇るのはネタだけではありません。米は水清らかな新潟産の厳選米を使用。
ネタの旨味を最大限に引き出すため、炊き加減から酢の配合まで計算し尽くされています。
「まずはシャリだけで味わってみてほしい」という店主の言葉には、お寿司の土台に対する並々ならぬ自信が込められています。
メニュー


メニューは、まぐろやはまちイカや玉子などの6貫に巻きずしの盛合せの「並寿司」、並寿司に数の子・うに・穴子がのった「上寿司」などの盛り合わせをはじめ、ちらしずしや赤だしと茶碗蒸しがセットになった「寿司ランチ」などが揃っている。
また平日限定のランチセットなどもあります。
もちろん一貫一貫お好きなものを注文することも可能です。なかでも千成寿司の名物「穴子」は注文必須です。お皿一杯に広がる穴子は注文が入ってから焼き上げるこだわりの一貫。
ぜひ注文してみてください。
実食レポート:ランチで味わう「規格外の旬」

上寿司(2,800円)
今回はうにや穴子が入ったにぎり9貫に巻物一本がセットになった上寿司を注文。
ネタはどれも新鮮で、厚みのあるネタにこだわりの少し甘味のあるシャリがマッチした絶妙なお寿司。
マグロやはまちは口にいれた瞬間にとろける一貫、これが海なし県で食べることが出来るのは本当に感動です。玉子は関東風の少し甘めの味付け。我が家は、昔から甘い玉子焼きが主流だったため、どこか懐かしさも感じつつ旨味が広がる一貫を嚙みしめました。

名物穴子寿司(650円)
名物の穴子寿司を追加注文。
シャリを包み込むように大きく、そして厚みのある穴子は、千成寿司を象徴する逸品。
口に運ぶと驚くほどふっくらと柔らかく、甘辛いタレと穴子の旨味が口いっぱいに広がります。

お腹もかなり満たされてきましたが、やはり最後はこれで締めたい。そう思って注文したのが「鉄火巻き」です。パリッとした海苔の食感、そして中心に据えられたマグロの濃厚な赤身。一見シンプルですが、海苔・シャリ・マグロの三位一体となったバランスが素晴らしく、最後の一口まで贅沢な余韻に浸ることができました。
まとめ
昭和28年の創業から70年以上。
海のない岐阜の地で、店主自らが市場へ通い、仕入れからシャリの炊き加減まで一切の妥協を許さない「嘘のない商売」。そのこだわりは、実際にいただいた一貫一貫の中にしっかりと息づいていました。
岐阜観光のスタートとして、あるいは大切な方との食事として。岐阜駅を訪れた際は、ぜひこの暖簾をくぐってみてください。職人の技と真心がこもった、至福のひとときが待っています。


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